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12/05/2004

[Movie] Il Mestiere delle armi 

 銀座で上映中の映画「ジョヴァンニ」(goo映画)(IMDb)(いつでも人生、明るい方を眺めていこうや)を観てきました。
 ただまぁ、上映前から観よう観ようと思いつつ結局最終の週末になんとか観に行けた、という感じなので来週末はもう上映してません。お薦めレヴューになってないよなぁ。

 塩野七生のルネサンスなイタリアとかが好きな人にはお勧め。逆にハリウッド大作系の好きな人には勧めません。黒隊のジョヴァンニの戦死、とその周辺の歴史的な話についてある程度の前提があることを前提に、色々説明不足な感じで物語が進行して行きます。まぁ映画のパンフを買って上映前に予習するのが良かろう。

 ストーリーに関しては上記ジョヴァンニ: Synopsys@goo映画 とかから辿られたし。ただ、ロマンスの部分に関しては、RPGerとしては割とどうでも良かったり。戦争に大量破壊兵器を持ち込む云々にリンクする部分も、まぁ割とどうでもいいかなぁ。陰謀の部分もあっさりと描かれている。
 RPGerとして見る部分は、美術と衣装、冬の北イタリアでの戦争風景かなぁ、LotRとかがいかにもCGな画像に満ちていたのに比べると、建物も衣装(鎧とか含め)とか野営設営とか、非常に雰囲気があります(上記Synopsysの写真とか参照)。あと戦争規模が騎兵600とか割とD&D的大規模戦闘にはちょうどいい感じで、そういう規模で騎兵が抜剣突撃とかするという意味で、お薦め。大砲はfireballみたいなものに対応させれば良いのだろうし。
 
 しかしなんていうかあれですね、家柄・地位・武勇・才能・容姿・恋愛などなど何もかも揃った天才の華やかな栄光と死に彩られた世紀だったのだなぁと>ルネサンス期。TRPGだと、PCの全員が公平に活躍することが期待されがちなので、ちょっと雰囲気が違うのだよなぁ。

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