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4/30/2005

[Movie] Infernal Affairs 3: End Inferno 

Wu jian dao 3 (2003) @ IMDB

 映画「インファナル・アフェア3」を観ました。水準以上の出来の映画だと思うのだが、シリーズ1作目を観てないと全然訳判んない映画だと思う。

 ネタばれにならないようにストーリーを書くのは難しい。真相とかそこへ至るプロットとかは割とお気に入り。日本語公式サイトのStory Guideも参照されたし。
 第1作で、ラウ(アンディ=ラウ演じる、マフィアのスパイだった警察官)とヤン(マフィアに送り込まれた秘密捜査官)の2人の生き様が描かれヤンが死ぬ。第3作は、ヤンの死後に、ラウが自分の他の内通者を探ったり自分がスパイだとの証拠を消したりなど、警官として生きて行こうとするところから映画が始まる。
 で、映画自体は過去のヤンが生きていた頃の物語と、現在の状況、更にラウの苦悩の表現としてなのだと思うが、既に死んだ人物が台詞を語る様な妄想シーンなど、割と判りにくい映画となっている。まぁこういう映画を撮りたかったのだろうなぁ。
 俳優はどれも素晴らしい感じ。アンディ=ラウはもっと馬鹿っぽい映画に出てた方が好きだけどな。ケリー=チャンが非常に良く取れていたと思う。

 シリーズを通してみると、やはり第1作は素晴らしい。が、3部作にしなかった方がいいのではないかなぁ、とも思う。

[Movie] Demonlover 

Review: Demon Lover @ Empire Online
Demonlover (2002) @ IMDB

 上映最終日に観てきました。が、実は観なくて良かったなぁ。

 映画の前宣伝文章からは、近未来の企業間スパイ戦なのかなぁとか、ShadowrunのシムセンスみたいなVirturl Realityを扱った映画なのかなぁ、と思って観に行った訳ですが --- 全然違いました。
 映画冒頭の、空港での拉致シーンの部分までは好感の持てる感じ。いい感じの企業スパイものだと思ったんだが、だんだん映画「ロスト・イン・トランスレーション」みたいな感じになった。で、若干のアクションシーンとかあるものの、最後はスパイ活動の失敗から、主人公が非合法アダルトサイトに出演するはめになったりみたいな結末が。
 なんか、監督は日本のアダルトアニメ、特に3Dポリゴン系、を扱った映画が撮りたかっただけなのかなぁ、とか思ったり。企業間スパイの部分はあれでいいと思うのだが、他の部分がなぁ。
 クロエ=セヴィニーは、単なる脇役だったというのは残念。

 うーむ、Empireのレヴューの星2つという評価を、もっと信じれば良かった。

4/18/2005

[Item] Slide Rules 

 出張帰りに秋葉原→神保町とぶらぶら歩いていて、たまたま立ち寄った店で、計算尺を発見したので思わず購入。
 やー、やはり理系人間たるもの、計算尺を使えて当然。高校数学を真面目にやっていれば対数を知っている訳だから、目盛りを見ればなんとなく使い方は判って乗除算や平方根、指数対数だって計算出来るはず。簡単な近似の元で有効数字1-2桁の概算が出来る、というのが物理屋の得意技でもある訳で、そういう目的には計算尺で充分な訳ですよ(強気)。

 買ったのはコンサイス社のNo.270というタイプで、1,980円。これで、三角関数までサポートされていたり。普通の直線型のも売っていたんだが、それは7,000円程度したので今回は購入を見合わせ。

 買った店は神保町近くの木村玉誠堂という、一見昔ながらの文房具屋さんみたいな外見の測定器屋さん。
 銀座の伊藤屋とか丸善とか、色々探しまわっても購入出来なかったのだが、ようやく売っているお店を発見した、という感じだ。(いやまぁ最終的には通販で買えるのは知ってはいたのだが)

 ま、現実には表計算ソフトに頼っていたり、日常的には加減算の機会が圧倒的に多くて算盤の方が実用的、などなど多分に趣味のアイテムでしかないのではあるが。


 

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