<$BlogRSDUrl$>

7/15/2004

[Blog] Weblog Burn-out 

ウェブサイトを燃え尽きることなく続けるコツは? @ slashdot.jp

 ふーむ。Deck of Many Thingsもそろそろ一年で、色々と考えてみたり。

 一年続いた理由というのは、

(1)適度に手軽であるということ
 Webブラウザからの記事更新はWebpage更新より楽です。iBlogも悪くはなかったんだが、自宅以外でも投稿出来るのは良い。

(2)書きたい時に書きたいことを不定期に書く
 義務化すると負担になります。WebpageのPrC紹介とかも更新が辛くなってついには断念しちゃったしな。
 はてなとかのWeb日記は、なんか毎日書かないといかんような気がしてこれも挫折。
 傍からはネタ人生みたいに思われている節もあるが、そんなに毎日面白いことなんかないし、プライバシーを無理に公開しても意味無いし。

(3)ネタには困らない。
 まぁ、D&D関係はニュースに事欠かなかったから。EN World Forumとかネタの宝庫ではあるし。

(4)読者が全くいない訳ではないらしい
 時々、日記とかblogで引用されたりしている様だし。
 全く読者がいないと、それはそれで張り合いが無いしねぇ。

(5)しかし活発にコメントはつかないし、そもそもtrackbackは無い
 ネット上でflameすると(確かに必要だと思ってする訳だし達成感が無いとは言わないが)消耗するし。
 最近のblogはtrackbackがついていて、実は無料版bloggerの不満点ではあるのだが、良く考えると頻繁にtrackbackされるとそれはそれで大変なのかも。

ということなんだろうか。
 

7/07/2004

[Movie] Fanfan la tulipe 

Fanfan la tulipe @ The Internet Movie Database
花咲ける騎士道 @ @Nifty Cinema

 映画「花咲ける騎士道」を観て来ました。Swashbuckling映画としては実に素晴らしい。お勧め度は高い。
 1952年のジェラール=フィリップ主演の同名の映画のリメーク。カンヌ映画祭のオープニング作品だというが、それに堪える映画だと思います。

 剣戟アクション部分は、ちょっとカンフーアクションが入ってないかと思わなくはないが、冒頭から魅せてくれる。
 ロマンスとかストーリー展開の部分は、リメイクにあたってアドリーヌの活躍を増やしているのだとは思うが、良い出来です。この手のTRPGを遊ぶならば定番の展開に満ちているので、勉強のために見ることを薦める。
 最後に愚かしさですが、フランス映画にしては、くどくなくsillyに仕上がっています。実に素晴らしい。

 俳優ですが、ペネロペ=クルス以外は実にすばらしい。まぁ映画において大事なのは実力派の脇役を揃える事だからな。

[Movie] Harry Potter and the Prisoner of Azkaban 

Harry Potter and the Prisoner of Azkaban @ Empire Film review

 先日の出張帰りに「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」を観て来ました。平日夕方じゃないと大変だろうしねぇ。

 監督が代わって、作風が変わりました。前2作が良くも悪くも前作に比較的忠実であったのに比べると、より映画的になったのではなかろうか。不要なディテールやエピソードを削って、絞り込んだ登場人物の描写にフォーカスする、という姿勢を感じる。
 前作と比べると、映画としては良いと思う。一方で(これはまぁLotRとかでもだったのだろうけど)、(ストーリーを知っている)ファンは大きなストーリーラインよりは細々としたディテールを重視しがちなんだよな。その辺が色々評価に影響しているんではなかろうか。

 ルパート先生役のデイビッド・シューリスは良いねぇ。無論、スネイプ先生役のアラン=リックマンはすばらしい。エマ=トンプソンはなんか俳優を生かしきれてなかったような。ハマイオニーのシーンが多かったのも個人的には○。


[Movie] The Three Musketeers 

 という訳で、下記に書いたとおり、1921年の無声映画「ダグラスの三銃士」を6/12に観て来ました --- 報告が遅れましたが。

 Swashbuckling映画としてみると出来は良い。短い時間に全てのエピソードを詰め込んでいるのでちょっと物語を要約しすぎかなぁ。キャスティングもなんかぴんと来ない。そういう意味ではマイケル=ヨーク主演版(1974)の方が出来はよいなぁ。
 一方で、例えばリシュリューの影だけが映るシーンとか、なんか非常に良いシーンとかもあって、これはこれで良いところも。

 生ピアノ演奏と弁士による台詞というのは、映画を見ているときにはあまり気にならなず、違和感を感じないのは流石なのかなと思います。

 映画の後に、弁士の人のトークショー(映画の解説)があったのですが、こっちはいまいちでした。博識なんだろうけど、同世代の映画とか映画業界についての個人的な想いをだらだらと話されてもなぁ。パワーポイントのプレゼン資料をとは言わないけど、要点を押さえて整然と映画の解説をしていただきたかった。

 また、同種の映画の上映会があったら観に行こう。


This page is powered by Blogger. Isn't yours?